2024年度全国大会 セッションについて

投稿日 2025年1月6日

全体セッション 「地域の脱炭素化と再エネの活用、自治体地域新電力」

2050年に向けて、地域で脱炭素化を進め、地産地消の再生可能エネルギーを導入していくことは各自治体共通の課題です。ここでは、自治体の気候変動政策と再エネ事業、地域新電力の事業とが相互に働いて、地域経済循環にもつながっている仕組みの実例を共有します。鍵となるのは地域経済循環や地域の社会課題解決です。

コーディネーター 吉田 明子(国際環境NGO FoE Japan
パネリスト 木口 昌幸(奈良県生駒市地域活力創生部SDGs推進課)

エネルギーの地産地消、低炭素化、地域活性化を目指し、誕生した地域新電力会社「いこま市民パワー株式会社」について

榎原 友樹(能勢・豊能まちづくり会社)

ゼロカーボン電気の供給、再エネ普及、教育、交通、防災などの社会解決事業を含む地域新電力事業について

鈴木 長(亀岡市環境先進都市推進部 環境政策課)

エネルギーと経済の地域循環を形成、収益を地域のさらなる地球温暖化対策や地域活性化事業などに還元する「亀岡ふるさとエナジー株式会社」について

テーマ別セッションA【第一次産業と地域活性化】

持続可能な第一次産業には、基盤となるハードとしての農地・林地等が健全であること、ソフトとしての営農・営林の手法が健全であることが必要です。これらのベストマッチがあれば、生態系にも経済的にも望ましい姿と言えます。こうした姿を実現している、あるいは実現しようと取り組んでいる地域の事例に学び、第一次産業への価値づけ・価値の発信のあり方を深めます。

コーディネーター 清水 夏樹(丹波篠山市農都創造政策官、元・神戸大学農学研究科特命准教授)
パネリスト 古川 大輔(古川ちいきの総合研究所() 代表取締役)

川上村をはじめとした森林の六次産業化の取り組み、関係人口や若い移住者が増加の事例など

溝口 淳(福井県池田町 副町長)

「ゆうきげんき正直農業」など、地域社会と生態系と融和する農業を続けていくための取組事例
吉田 拓哉(滋賀県日野町農林課 農政担当)

環境保全型農業の支援など、地域社会と生態系と融和する農業を続けていくための取組事例

 

テーマ別セッションB【減プラの取り組み】

プラスチック問題は、世界でも条約制定に向けて議論が続いています。海のありなしに関わらず、自治体として地域から排出されるプラスチックをどう減らしていくのかは重要課題です。絶対的な問題解決の方法が見出せないなかでも、「減プラ」に向けて挑戦する地域の事例、地域住民の意識を変えるための仕掛け、世界動向なども合わせて学び議論を深めます。

コーディネーター 原田 禎夫(同志社大学 准教授)
パネリスト 山内 剛(亀岡市環境先進都市推進部長)

先駆けて制定されたプラスチック条例の成果とは。亀岡で取り組まれている多様な取り組み事例

堀 孝弘(認定NPO法人環境市民 プロジェクトリーダー)

2年間の全国スーパーマーケットを中心とする店頭でのプラスチック容器包装の実態と、今後の減プラに向けての取り組み

(調整中)

プラスチック削減に取り組む自治体からの報告