投稿日2016年4月1日
人、モノ、カネを紡ぐモリ券[地場産品交換券]
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概要
目的
- モリ券は「森」で流した汗の代償として配布され、流域間を流通することにより幅広い交流をサポートし、地場産品の消費より地域浮揚の一端を担う。
- 環境整備と地域経済を連環するしくみで、中山間地域の新しいしくみの一つとなる
実施概要
- モリ券は、森林整備等に参加した方に配布される。地域(流域)内40の店舗(食料品から雑貨、スーパー、レストラン、農産品生産者、GS等)で使用できる。
- 有効期限を6ヶ月とし、最終的に現金精算されるまで、一葉1,000円以下の地場産品と交換でき、かつ、何度でも交換の仲立ちをすることができる。
- 平成15年度から流通させており、1回で精算せず旅を続けることで、さらに大きな経済効果を生み出している。
- 発行原資は、寄付・協賛金・賛同金をはじめ、森林整備による木材の売上げ等を充当している。
期待効果
その他、特徴的な効果
- 地域通貨券や商品券ではなく当団体独自のオリジナル券であり、森林を整備保全するための活動に参加したことを証明する券。
- 森林整備活動と地域経済活動をつなぐ券で、地域内を旅することで、さらに大きな経済効果につなげている。
実施内容とポイント
全体を通じたポイント・考え方
流域外にお金が流れる他地域資本との関係は持たないことで、地域(流域)との信頼・信用関係を築くこと
ステップ1モリ券使用協力店舗の確保
実施内容 |
中山間地域の「森林整備」につながるモリ券が、様々な地域振興につながることを真摯に伝え、店舗数を増やしていく。 |
ポイント・考え方 |
モリ券の特徴でもあるお釣りが出ないしくみで、買物行動に変化が生まれ、店舗に利益をもたらすことを伝えること。 |
ステップ2森林整備協定
実施内容 |
森林整備協定を締結する。 |
ポイント・考え方 |
収益(モリ券発行原資)が残る協定を結ぶこと |
ステップ3森林整備及びモリ券発行
実施内容 |
森で汗を流したことへの対価としてモリ券を発行する。 |
ポイント・考え方 |
使用にあたって地域経済に貢献していることを伝えること |
ステップ5財務省との調整
実施内容 |
各地域の財務事務所には挨拶に伺い、指導を仰ぐこと
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実施主体・協働・推奨される自治体
実施主体
協議会、NPO、住民、事業者、外郭団体、行政
住民・行政参加度
協働によりどのような相乗効果を期待できるか
異分野同士の連携となる
推奨自治体の自然・社会的要件等
自治体規模は関係なし
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