投稿日2015年2月1日 農村力を活かした地域資源活用のまちづくり

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概要

目的

農村ならではの地域資源である人やモノなどの関係をさらに深くつなげ、循環させることでまちの力を強くする。

実施概要

地域循環型農業を実現させるため、「食」を作ること、売ること、食べること、堆肥化することを通じて、人やものをつなげ地域でまわす仕組みをつくる。

期待効果

その他、特徴的な効果

人々のくらしや行動、人とその心もつなげ循環させるまちづくりができる。

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

  • 住民の主体的な参画が生まれるようにすることで、農産物に付加価値をつけると同時にアピール力もアップさせることができる。
  • 地域の資源である人やモノなどの関係をさらに深くつなげ、循環させることでまちの力が強くなる。

パーツ1 生ごみの回収と堆肥化

ステップ1分別と回収

実施内容
  • 家庭の生ごみを資源として位置づけ回収し、良質の堆肥をつくる。
  • 各家庭では分別と水切りをしっかり行うよう周知する。
  • 生ごみ回収は地域のボランティアメンバーやNPO、自治体職員も加わり、全員参加型をめざす。

ステップ2「食」から「食」への循環をつくる

実施内容
  • 回収した生ごみは堆肥化し、地域の農家に良質の堆肥として販売、利用してもらう。
  • 収穫、食材として利用と、全ての段階に住民が加わる仕掛けを取り入れる。
  • 農家はこの堆肥によって収穫した農産物を地元の住民や学校給食で使えるように販売する。
  • 子どもが地元の農業に誇りを持てるよう、独自認証を取得するまでの農産物の生産から販売までを授業で体験させる教育プログラムを開発する。

パーツ2 独自認証制度

ステップ1安心、安全な農作物の独自の認証制度をつくる

実施内容 化学肥料や農薬に頼らず生産者や消費者の健康と、田畑の土やそこに棲む生きものも大切にできる独自の農産物認証制度を農協などと連携しつくる。

ステップ2信頼性の高い認証審査

実施内容 認証制度に従った認証審査を実施する。
ポイント・考え方 審査に消費者が参加することで、審査に精度の高さと透明性を確保できる。また制度への信頼も高まる。

パーツ3 販路拡大

パーツ1近隣自治体への販路拡大

実施内容 付加価値のある農産物として近隣自治体でも販売できるよう、販路を広げる。